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よくある質問|電池式自動水栓なら【デルマン】|㈱バイタル 製品サイト

faq

自動水栓について

自動水栓を使うと、どうして節水になるのですか?

例えば石鹸で手をこすり洗いをする時に、水を出しっぱなしにしてしまうと、こんな光景をよく目にします。

Q&A途中でハンドルやレバーを操作したくても、そこに石鹸の泡が付いてしまうため、なかなか途中で水を止められません。
ところが自動水栓なら、少し手を引くだけで、ピタっと止まります。

Q&A

つまり、手洗いを30秒間する場合、半分の時間を石鹸でこすり洗いしているなら、約15秒間分の水を省けるということです。

通常、15秒間の水の消費量は2リットル前後。つまり、1回の手洗いで2リットルの水の節約を実現します。

自動水栓は、どうして衛生的なのですか?

ほとんどの場合は、汚れを洗い流す目的で手を洗います。しかし手動であれば汚れた手のままで蛇口をひねる必要があります。
しかも水を止めるときには、もう一度その蛇口に触れなければなりません。
汚れた蛇口に再度触れるため、洗った意味がなくなってしまうのです。

こうした問題解決のために、自動水栓は開発されました。
非接触センサが手や物を感知し、電磁弁によって水を開閉する仕組みです。

Q&A

HACCPについて教えてください。

HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)は危害分析・重要管理点監視という意味で、日本語読みではハセップ(ハサップ、ハシップ)と呼ばれています。

1960年代にアメリカ宇宙開発計画(アポロ計画)の一環として、 宇宙食を開発担当したピルズペリ社が米陸軍NATICK研究所とNASAと共同で開発し、 1971年第一回食品防護会議で発表されました。
その考え方が支持され、食品会社を中心としてHACCP方式を自主衛生管理として採用する企業が増加しています。

HACCPとは、危害分析と重要管理点監視からなり、食品の安全性を確保するものです。
原材料の生産から消費者に渡るまでの工程のあらゆる(生物的・物理的)危害の発生を予測し、 またその危害が起こらないように工程中の重要な管理点を監視する方式をいいます。

このHACCPを企業が導入することで、より安全性の高い製品を製造しているという認識を得られるのです。
同じようなものでISO9000もまた、その信頼性の基準となる規格といえるでしょう。

この中においても、手洗いは手動蛇口ではなく、非接触型の自動水栓の設置が望ましいといわれています。

 

感染対策として自動水栓は役立ちますか?

近年、流行している新型インフルエンザやノロウイルス、そして新型コロナウィルスなどの感染症対策に有効です。その理由として水道の蛇口に雑菌が付着していることが考えられます。
せっかく洗っても、最後にもう一度その蛇口に触れるため、再び手に菌が付着してしまう可能性があるのです。

その点、蛇口に触れず衛生的に手洗いができる自動水栓は、蛇口を感染源とする感染予防に最適です。
衛生的な手洗いこそが、あらゆる病気予防の基本です。

手洗い

自動水栓の種類はどのようなものがありますか?

大きく分別すると以下のようになります。

手洗器・洗面器
流し台・シンク・壁面タイプ
押しボタン式小便器

導入をご検討されている場所の適合機種がわからない場合は、
お手数ですが該当箇所の画像などを【info@vaital.co.jp】までお送りください。

デルマンについて

デルマンの特徴を教えてください

最大の特徴は、安心な品質と適正な価格です。弊社は自動水栓の専門メーカーであり、同時に自動水栓のパイオニア企業です。
自動水栓についてさまざまな技術を蓄積するだけでなく、あらゆるお客様が導入しやすく、長期間にわたりご使用していただくために日々邁進しています。例えば、既存の蛇口の自動化の場合、配線工事をするとその費用だけでかなりコストがかかります。

しかし、デルマンの主力機種は配線工事が不要な乾電池式のため、配線費用のコストは不要
電池交換は必要ですが、最新スペック機種なら約10年の電池寿命を誇ります。

イニシャルコストだけでなく、ランニングコストも抑えられるデルマンなのです。メンテナンスネットワークは全国を網羅しているため、遠方のお客様も安心してご使用いただけます。

デルマンは、混合栓にも対応していますか?

  • 混合栓付きの品番がございます。
  • V-11X,V-11WKX,V-88X,V-88WKX,VF-5SX,VF50TX,VF50FX,HS-72Xなど品番の後ろに「X」がつく製品が混合栓付きの品番です。

HS-72は、既存の混合栓にそのまま設置できますか?

設置できるタイプの混合栓もありますが、以下の条件を満たす必要があります。

  1. 接続ネジ寸法が「W26-山20」であること
  2. 逆流防止弁が付いていること
  3. 先止め水圧耐性があること

お客様ご自身で判断が難しい場合は、メーカー名・型式・画像などの情報を 【info@vaital.co.jp】まで送付いただければ、弊社で判別いたします。

なお、弊社では上記の条件を満たした専用の混合栓付き品番HS-72Xがございますので、混合栓ごとのお取り替えを推奨しております。

近赤外線センサのしくみについ教えてください

センサの発光素子(発光ダイオード)は設定した同じ波長の光を照射しつづけています。
その光の前に手や物を置くと、その光が反射してセンサの受光素子(フォトダイオード)に入り込みます。そこでセンサは、光が戻ったことを信号にして回路に報告。回路はその信号を受けて電磁弁を開く信号に変え、水を出すという仕組みです。

自分が出した光のみを認識するよう開発しているため、たとえばセンサに懐中電灯で直接光を入れても誤動作しません。
しかし、センサフィルタ(センサを被った樹脂)に汚れや傷があると、反射物と認識し、信号を送ってしまう弱点があります。
ですから、センサの表面は常にきれいにし、反射の誤動作を起こさないように維持管理をお願いしています。

パイロットキック式ラッチングソレノイドのしくみについて知りたいのですが?

下の図のように進入口からパイロット室に水が入ります。
水が止まっている状態ではプランジャが出口の穴をふさいでいる状態ですので、パイロット室の内圧があがりデスク(青い上下している部品)が押し下げられているため水は出ません。
センサに信号が入ると、プランジャが電磁コイルにより引き上げられます。そしてパイロット室の内圧が低下するとともに、デスクが押し上げられて通水するのです。

このようにパイロットキックの電磁弁は水圧を利用して弁を開閉します。最低水圧は0.05Mpa以上、最高水圧は0.75Mpa以下となっています。

パイロットキック式ラッチングソレノイドのしくみ

デルマンシリーズに、自己発電式の自動水栓はありますか?

ありません。他社の発電式自動水栓は実はすべて、バックアップ専用リチウム電池を搭載しています。
発電式は使用された際(流水時)に水流の力でタービンを回し発電・蓄電します。
しかし、使用していない期間も常に赤外線は発光しています。使用回数が少ないと充電がされないため、蓄電池を消耗。バックアップ用の電池は必須です。

このため、使用頻度が低かったり長期休みのある学校などに自己発電式の自動水栓は向きません。
使用頻度が少ない施設はリチウム電池を無駄に消耗するからです。
高価な専用リチウム電池の交換が不可欠ですし、時には専門業者による交換が必要となることがあります。

これら発電機、蓄電池、リチウム電池を搭載した「発電式」は電池のみで動く「乾電池式」に比べ、必ずしもお客様のメリットにはならないと弊社は考えています。デルマンシリーズはどれも安価な市販の乾電池で使用できると同時に、長電池寿命です。

乾電池式 自己発電式

デルマンシリーズは、停電の時でも使用できますか?

デルマンシリーズは基本、乾電池式です。
乾電池式の機種は停電になっても断水しない限り、ご使用いただけます。

デルマンシリーズは、なぜ電池寿命が長くできるのですか?

パイロットキック方式という電磁弁を採用しており、吐水させる瞬間と止水させる瞬間のみしか電力を使用しないからです。
赤外線センサで使用する消費電力もデルマン30年以上の歴史の中で、消費電力の絞り込みに今なお注力しています。

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